男たちの大和 大艦巨砲主義とメディア
いよいよ近づいてきました
そう!
映画『男たちのYAMATO』の公開日がです!!!
この映画と東映という会社のスタンスに関してオイラは以前の記事で色々書いたりしたんですが、今は公開を楽しみに待つ日々を送ってます。
終戦60周年の今年。
さまざまなメディアでも記念特番や特集が組まれていた様に思う。オイラの場合、普段は生活と仕事のために闘っているわけで、特にテレビのように固定の時間枠を持つメディアとの協調は難しかった。要するに生で見ることができた特集、見られなかった特集、どっちもあった。以前なら、見られなかった特集はビデオ録画して『時間軸』を超えたインプットに結びつけたのだが、最近、時間の壁を越えられないでいる。高速度、高密度情報社会へ進みつつある世の中だというのにだ。
録画という技術で捉えれば、ハードディスクレコーダーの普及による対応時間&局数の増大化など間違いなく便利になってきている。
問題は別次元にあるのだ。
情報収集という目的において、テレビという装置への期待値が間違いなく減少しているのだ!オイラの場合・・・。
たとえば、オイラ、新聞は毎日読んでいるのだがテレビ欄を見なくなってきている。
たとえば、オイラの目的が変わってきたこと、つまり朝のTVニュースへ期待するものが情報収集ではなくなりヘッドライン的な概略理解に変わってきている。
これはどちらも、深い情報はネットで検索した方が良いという実感に基づいているからだと思われる。たとえばテレビ番組プログラムの知り方、これはオイラ自身が興味を持っているジャンルに関して、お気に入りブログやサイト登録を見たほうが数珠繋ぎで関連情報が理解できる。つまり、従来式の『時間』×『局』というマトリックスではなく『知りたい事』という縦軸で理解が出来るといえる。今のオイラにとってはこの方が時間を有効に使え便利だといえるからだ。
たとえば朝のニュースへの期待、これは要するにネットで検索したいワードを見いだすためという期待値が一番大きいといえる。なぜならば、しっかりとした情報収集には全部逃さず見聞きしたところで程遠く感じるからだ。
これは、あくまでもオイラの個人的見解に過ぎないが、同じような実感&目的意識のシフト感を持っている人は多いのではないかと思ったりしている。
いかがでしょうかね??
加えていうなら、上記の流れで『興味ある情報』をネットで深める、その過程で放映を知った番組に関しては録画をしているとも言える。つまり録画という行為をオイラ型の人間へ促すためには、興味で関連付けるタイプの告知が最適であるように感じている。
なのに!なのに!特集&特番系の番組告知はテレビの中で完結することが多く、まだまだ他のメディアや関連づけの手法が活かされていないように感じている。『感想』という手法で様々なブログに書かれたとしても後の祭りだもんねぇ・・・・録画するには・・・。
マスコミとしての『報道者としての矜持』や『エンターテイメントとしてのネットとの融合』や『ゴールデンタイムなど時間価値喪失への危機感』などを言う以上に、情報提供の手法をもう一度見直すことも必要なんじゃないかとホンマに思いますよ!テレビ関係者さん!!
大艦巨砲主義の負の象徴として言われたりする戦艦大和の唄として下記が伝えられています。
ああ悠久に 伝うべき
八紘為宇の 大理想
行くてをはばむ 敵あらば
無敵の巨砲 雷と吼え
撃ちてし止まん 大和砲
これが『報道者としての矜持』を叫ぶテレビ関係者の唄として後世に替え歌として伝えられないことを祈ります
ああ悠久に 伝うべき 報道原理の 大理想 行くてをはばむ 敵あらば 無敵のメディア 電波吼え つたえて止まん テレビ局
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