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2005年6月 6日 (月)

大和ミュージアム!臼淵大尉の言葉

_004 マイルスです!

呉の大和ミュージアムへゴールデンウィークに行ったことは以前書いたとおりであるが

その後気になった事があるので書いてみたいと思う。

気になったこと、それは

それは、下記の記事に関してである

戦艦大和の展示、見直しを 「戦争美化」と市民団体

 広島、山口両県で活動する市民団体「ピースリンク広島・呉・岩国」(世話人・湯浅一郎さんら)は11日、広島県呉市の呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)に対し、戦艦大和の模型など軍事技術中心の展示は「戦争を美化する危険性がある」として、展示内容を見直すよう文書で要請した。(共同通信) - 511

この記事に対しては、大和ミュージアムの展示を通して初めて知った言葉を、ここに書きたいと思う。

これは大和最期の航海となった沖縄への出陣の際、東大法学部生で学徒出陣し大和に副電測士として乗り組んだ吉田満氏の著書「戦艦大和ノ最期」からの言葉である。

哨戒長である臼淵大尉の言葉が紹介されているので読んでみてほしい。

    

進歩のない者は決して勝たない

負けて目覚める事が最上の道だ

日本は進歩ということを軽んじすぎた

私的な潔癖や徳義にこだわって本当の進歩を忘れていた

敗れて目覚める、それ以外にどうして日本が救われるか

いま、目覚めずして、いつ救われるか

俺たちは、その先導になるのだ

日本の新生にさきがけて散る、まさに本望じゃないか

時代性の関係で読みづらく感じるかもしれないので臼淵大尉の言葉のみ、読みに忠実に書き出しました。※原文は最下段に載せておきます。

ふたつの内容を読んであなたはどう感じましたか?

ここからはオイラが大和ミュージアムで、この言葉に触れた実感である。

この臼淵大尉の言葉を初めて知ったとき、少なくともオイラの胸に戦争を美化するような気持ちは湧きませんでした。新生した、この国に生きているオイラたちは臼淵大尉の言葉を胸に刻み、出来る限りよい国にしなければならないという気持ちで胸が痛くなりました。

少し、主観が入りすぎたかも知れません。

貴方が読んで感じた事がすべてだと思います。

ただ、ひとつ白状するならばオイラの場合、戦艦大和の模型が見たいから足を運んだのは事実です。カッコイイと思ったのも事実です。その気持ちがあったのは隠しようがない事実です。

しかし、展示を見て、戦争を美化する気持ちにならなかったのも事実です。

カッコイイと思ってみたからこそ、臼淵大尉の言葉が突き刺さったのも事実です。

それ以上は、よくわかりません

ただ、貴方の眼で見ることをおすすめします。

gw_018 gw_067

平和への技術利用に関しての展示

『しんかい』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本ノ新生ニサキガケテ散ル…本望

 痛烈ナル必敗論議ヲ傍ラニ、哨戒長臼淵大尉(一次室長、ケップガン)、薄暮ノ洋上ニ眼鏡ヲ向ケシママ低ク囁ク如ク言ウ「進歩ノナイ者ハ決シテ勝タナイ 負ケテ目ザメルコトガ最上ノ道ダ 日本ハ進歩トイウコトヲ軽ンジ過ギタ 私的ナ潔癖ヤ徳義ニコダワッテ、本当ノ進歩ヲ忘レテイタ 敗レテ目覚メル、ソレ以外ニドウシテ日本ガ救ワレルカ 今目覚メズシテイツ救ワレルカ 俺タチハソノ先導ニナルノダ 日本ノ新生ニサキガケテ散ル マサニ本望ジャナイカ」

吉田満  「戦艦大和ノ最期」より

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コメント

どうも、はじめまして?かな。

この展示場のことはニュースで知っていました。2003年は広島で働いていましたので、そのままなら行けたかも知れません。私も、大和の模型を見に行きたいですよ。

戦争を美化するって言っているグループもいるようですが、戦艦大和は当時最高の建造技術を駆使した、世界史上最高の軍艦であると思っています。その日本の技術力、資源も何もない日本が到達した最高の技術の粋を、博物館に(しかも模型)展示して何がいけないのでしょうか?理解できません。

これも歴史ではないでしょうか?

このような展示が計画されるとすぐに美化美化と言いますが、「これも歴史の真実」には何の変わりもありません。大事なのは、本当に起こったことを正確に後世に伝えることでしょう。美化と言って避けているばかりでは、何も考えられなくなります。

現地に行けば誰もが「日本はこんなすごいものを作ったのか!」と感嘆するでしょう。その感嘆から何かを学び始めればいいのではないでしょうか?

特攻隊員の言葉をはじめ、戦士の方々の言葉には本当に胸を打つものが多いと思います。覚悟をきっぱりと決めた人間の、まっすぐに自分がすべきことを見据えた言葉です。

長文失礼しました。

投稿: ピア | 2005年6月 6日 (月) 21時49分

ピアさま
コメント有難うございます。
内容的にも共感できる部分が多く、補足を頂きまして本当に有難うございます。反論のある方もいるとは思います。しかし、どんなきっかけであれ歴史に触れて行くのは、今の時代に生きる人々にとっては大切な事だと思います。また色々教えてください。宜しくお願い致します。

投稿: マイルス | 2005年6月 7日 (火) 23時23分

ピアさま
コメント有難うございます。
内容的にも共感できる部分が多く、補足を頂きまして本当に有難うございます。反論のある方もいるとは思います。しかし、どんなきっかけであれ歴史に触れて行くのは、今の時代に生きる人々にとっては大切な事だと思います。また色々教えてください。宜しくお願い致します。

投稿: マイルス | 2005年6月 7日 (火) 23時28分

恐縮です。
教えるなんてとんでもないです。私は歴史のことはあまり知りませんが、感情として一部の「反戦」行動は好きではありません。

いろいろ見に来ていますので、またよろしくお願いします。
m(_ _)m

投稿: ピア | 2005年6月 8日 (水) 19時44分

☆今の若い世代の人に、今の日本の繁栄の陰には、幾多の犠牲と国や家族を愛する心があったからこそ、平和に暮らしている事を学んで欲しい。 以前、東宝の映画で【連合艦隊】というのがあって(その撮影の為に製作された大和が、船の科学館の外に展示してあるあの精巧な大和です。)
、映画館に足をはこんだのですが、内容はこの冬公開予定の男たちの大和と同じ(たぶん男たちの大和の製作者の方々も参考にしたのでは?)内容で、大和に乗り組んでいる兵士の家族や兄弟・そして大和の最後の戦い・その時の艦隊指令官や艦長などの決断や最後の瞬間を克明に映像化されていて、上映が終了しても席を立つ人がほとんどなく、みんな(老若男女関係なく)涙を隠さず泣いていました。
新妻をもらい、まだ生まれていない子供の事を思いつつ、最後の大和の特攻に乗り組み、艦と共に波間に消えていった将校の残した言葉
 
(愛と犠牲がある限り その民族は滅びない 我々の死は決して無駄死にではない)
 
この言葉の上に今の日本の繁栄があるのだと思う。
是非、大和に興味がある・男たちの大和を見たいと思う方に見ていただきたい(ビデオやDVD有り)と思います。

投稿: ぴーすけ | 2005年6月11日 (土) 18時27分

ぴーすけさま
コメント有難うございます。
昨日ビデオレンタル屋で『連合艦隊』を探したのですが、一番近所のお店には置いてなく、かわりにドキュメンタリーをみて過ごしました。次週は少し遠い別のレンタル屋で探して見ます。情報有難うございました。

投稿: マイルス | 2005年6月13日 (月) 10時58分

マイルスさん こんにちは。
ご返事有難うございます。
是非 お勧めする作品です。
出演俳優・女優陣は、三船敏郎以外の超大物陣がすべて出演しており、(森繁久弥・鶴田浩二・小林克樹・丹波哲郎・長門勇・小手川裕子・中井喜一・その他ほとんどの有名人)パンフレットを見ている瞬間から、涙が出てきました。
東宝がその当時1年に1本づつ製作していた作品のシリーズ物(大日本帝国・零戦燃ゆ等々)の1本です。
映画の中の音楽担当はいずみたく・主題歌の作詞・作曲と歌は、谷村新司【群青 ぐんじょう】で、すべてが集約された大和の最後の瞬間に流れる曲の内容に涙を隠しきれないほどです。
是非ご覧下さい。

投稿: 連合艦隊について | 2005年6月13日 (月) 17時01分

ぴーすけさん
コノ週末、ビデオ屋めぐりをしてみます。
早く観たいです。
姿勢を正して観たいと思っています。
また感想も書きますね。
これからもいろいろ教えてください。宜しくお願い致します。

投稿: マイルス | 2005年6月16日 (木) 10時32分

>ぴーすけさま
>連合艦隊についてさま

最も近いビデオ屋に『連合艦隊』なかったので時間がかかりましたが、この日曜日にやっとDVD観ました。
こうして書いていても、思い出して目頭が・・・
中井貴一さんと財津一郎さん親子の姿には胸が締め付けられる想いが致しました。
60周年と数字で書くとそれまでなのですが、僕ら子孫一同、忘れてはならない事だと思います。
情報有難うございました。

投稿: マイルス | 2005年7月25日 (月) 19時09分

先の大戦に関することに触れると、すぐに「戦争美化だ」という、いわゆる社民党的な考え方の人々、わたしも好きではありません。
もちろん、必要以上にナショナリズムをあおる方々も、苦手です。
先の戦争で亡くなった日本とアジアの方々、連合国側の方々も含めて…に対し、鎮魂の念と
自国の英霊には感謝の念を持ちつつ
良い国を作っていき
なるべく戦争が起こらない国にしていくことこそ
後世の我々の使命だと思います。

投稿: 平和って? | 2010年12月 9日 (木) 23時34分

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受信: 2005年6月22日 (水) 18時19分

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